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  • 震災漂流物:1600キロ1年余、漂着漁船が島の記念碑に(読売新聞)(2013年03月11日)

     東日本大震災で宮城県の気仙沼港から流失し、直線距離で約1600キロ離れた鹿児島県・喜界島(喜界町)に漂着した漁船が、震災の悲惨さを伝える島のモニュメントとして整備されることになった。

     喜界町は今月中に漁船を海岸沿いのスペースに移して柵やチェーンで囲い、震災を教訓とすることを記した銘板を設置する。町は「島に流れ着いたのも何かの縁。島民の防災意識を高めることに役立てたい」としている。(峰啓)

     漁船(長さ5・16メートル、幅1・3メートル、0・4トン)は、震災から約1年2か月後の昨年5月2日、島の岩礁に打ち上げられた状態で見つ かった。発見した喜界町の弁当店経営上園田健さん(27)は、「『MG』という船体番号が見えたので、宮城から流れてきたのではと思った」と振り返る。

     奄美海上保安部の調べで、漁船は気仙沼市の60歳代の漁業男性の所有と判明。男性は「漁港に陸揚げしていたが、津波で流された。島の漁師に乗って ほしい」と話したという。このため、町は修理を検討したが、傷みが激しく、断念。その後、町総務課防災担当の福島悟さん(34)がモニュメントとして保存 することを思い立った。町は昨年9月議会に30万円の関連予算案を提案し、可決された。

     町は今月7日、整備に着手。今後、発見された岩礁から約20メートル離れた海岸に漁船を移し、船底をコンクリートで固定する。「震災からの一日も 早い復興を願うとともに、教訓をいつまでも忘れることなく、防災意識の高揚に努めていく」と記したプラスチック製の銘板も置く。町によると、所有者の男性 は「島の人のために活用してもらえればうれしい」と喜んでいるという。

    (2013年1月15日14時48分  読売新聞)
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