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  • 通信:DASA-9&うみそうじん 第二話「ごみを小さく切り刻むのは誰?」(2011年05月31日)

    ※「美しい海をこどもたちへNo.20」(一般社団法人 JEAN、2010年12月発行)より転載。この原稿は、2010年12月に執筆されたものです。

    JEAN理事 藤枝 繁  

    =====

     うみそうじんは、今日は小さな島のサンゴの砂浜に上陸し、いつものように海岸に散乱するごみを一つずつ口から吸い込んでいます。うみそうじんが吸い込んだごみは、お腹の中で海の生物に生まれ変わります。

     今日はいつもと違って小さな生物でお腹がいっぱい。どうして?砂浜をよく見ると、そこには小さなプラスチックの破片がたくさん散乱していました。

    どうしてこんなに小さなプラスチックがたくさん海岸にあるのでしょう?

     まこと博士に尋ねてみることにしました。

    「海岸にはね、落ちているごみをはさみで小さく切り刻む「ヤドカルン」ていういたずらものがいるんだよ。それとね、最近、陸上にも「オカヤドカルン」っていうのがいることがわかったんだ。」

     小さな島の海岸ばかりだけでなく、皆さんの近くにもごみを小さく切り刻む「ヤドカルン」の仲間が生息しています。  (つづく)

    =====

    【解説】 1990年に始まった日本におけるICCの結果から明らかになってきた海ごみの問題点の一つが、プラスチックの破片化の進行です。1990年初頭回収ごみの3割程度だった破片類は、2000年代には5割を超えるようになりました。海岸に放置されたプラスチックごみが紫外線や波の力で小さく砕けていくことが大きな原因です。その一部は、陸域で発生した破片が、河川を通じて海に流出していることが明らかになっています。私たちの日常のあらゆるところで使われているプラスチック。皆さんも小さいから「まあいいや」とか、小さく破片化することを知らずに使っているプラスチック製品は身近にありませんか。たとえば個別包装されているお菓子の袋。取り出す際に切れてしまう小さい方の破片もしっかり処分していますか?また玄関先に敷いてある人工芝の足拭きマット。マットをめくってみて下さい。緑の破片がたくさん落ちていませんか?今ではどこの海岸でもこの緑の破片を見つけることができますよ。

    DASA-9情報(2010年10月末日現在) 

    「海ごみ排出ゼロ宣言」でDASA-9に変身したダストパスは全国で706人/1億2,750万人。生息数トップ3は、鹿児島県が396人、香川県が121人、大分県が80人。まだまだ変身大歓迎。

    詳しくはこちらをご覧ください。http://marinelitter.seafrogs.info/?day=20100601

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